お宮参り しきたり

お宮参りのはじまり

赤ちゃんが生まれてから1ヶ月前後して行われるこのお宮参り。自分たちが生まれた時も、お参りしている写真を見たことがある方は多いはず。お宮参りをすることは生まれたら普通に誰でもしていることだと認識されていますが、そもそもお宮参りのはじまりはいつ頃だったのでしょうか。

時代は今よりもずっとさかのぼり、室町時代から始まったとされています。室町時代の始まりは今から500年以上も前のことですから、そんな昔からお宮参りは存在しており今日まで大切な行事として扱われているのですからすごいですね。

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お宮参りとは一体どういうものなのか

最近ではお宮参りは赤ちゃんの健康と成長を祈願するものという認識ですが、昔は今とは少し違う解釈でした。昔は「お産は穢れたもの」とされていたので忌み明け、つまり穢れを祓うという意味の儀式として行われていました。

同時に神様の祝福をうけ、赤ちゃんが社会の一員になりましたということを認めてもらうためのものだったのです。お宮参りの際は父方の祖母が赤ちゃんを抱くのですが、それは忌明けが済んでいないお母さんの代わりに、というのが元々の理由です。

現在はそこまで深い意味でとらえない

この現代では忌み明けだとか穢れを祓うだとか、そういった認識でお宮参りを行う家族は少ないです。あくまでも赤ちゃんの今後が健康でありますように、すくすくと成長しますようにという願いをこめてお宮参りされる方が大半です。

ですから形式がどうとかなど、そのようなことは深く考えず簡略化して行ってもいいのです。ただ赤ちゃんが元気でこれから成長してくれることを祈る、シンプルな考えで臨めば大丈夫です。

地域によってはしきたりも様々

もちろん住んでいる地域の習慣や、家のしきたりなどを大事にされているなどの場合は簡略化できないこともあります。その時はそれに応じて行うのがいいでしょう。ですが行事を熱心にやるあまり、赤ちゃんやお母さんへの配慮が行き届かなかったとならないように臨機応変に対応することも必要です。

出来る範囲で精一杯やる、しきたりはとても大事なことではありますが赤ちゃんやお母さんの体調よりも優先しなければいけないことかといえば、そうとは言い切れないはずです。昔と今ではお宮参りの認識が変化しているのと同様に、自分たちのやりやすいように方法を変えていくことも大切です。本来しきたりとは「赤ちゃんのことを思って作られたもの」であること、この本質を忘れてはいけません。

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