出産後、ママの病気について

出産後、様々な身体の不調が起こります。産褥期に安静にしておけば、だいたいの不調は収まっていきますが、産後は身体の変化が著しい時期。中には、病気にかかっている可能性も…産後にかかりやすい病気や対処法について知っておき、「怪しい」と思えばすぐに医師に診てもらいましょう。

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出産後かかりやすい病気とは

出産が直接の契機になる病気は、貧血・静脈瘤・痔・乳腺炎・子宮復古不全があります。貧血は、出産時の出血によるものと、妊娠時の栄養不足によるものがあります。静脈瘤は、子宮によって圧迫された下半身の血の巡りが悪くなり起こるもの。

痔も同様に、子宮によって直腸や肛門が圧迫され、うっ血することによって起こります。乳腺炎は、血管が拡張することによって乳管を圧迫し起こるものと、乳管から細菌が入って起こるものがあります。子宮復古不全は、通常では産褥期に元に戻る子宮の状態が、スムーズに元にもどらないことを言います。

また、産後は様々な感染症にもかかりやすい状態になっています。感染が原因で起こるものとしては、膀胱炎、腎盂腎炎、産褥熱などがあります。また、精神的な病気として、産後うつや産後精神病にかかりやすいと言われています。

病気だと思ったら?病気だと診断されてしまったら?

めまいを感じたり、むくみがひどかったり、痛みを感じたり、熱が出たり、出血が止まらなかったりと、何らかの形で症状が出ているはずです。少しでもおかしいと思ったら、まずは診断を。間違っても自分で勝手に市販の薬を服用したりしてはいけません。基本的には、出産でお世話になった先生に電話でも構わないので相談するようにしましょう。

また、他の医院にお世話になる時も、産後間もない状態であることを必ず伝えるようにします。もしも、病気にかかっていた場合、服用するお薬が母乳に影響しないかは必ず確認しておきましょう。最近では、服用する薬の影響を考えて産後うつなど治療に時間がかかる可能性のある病気でも、薬を服用しない治療方法を指南してくれる先生も出てきています。

病気にかからないためには

産後は身体の抵抗力が弱まり、通常よりも細菌に感染しやすい身体になっています。上に挙げた病気以外にも、一般的な風邪にもかかりやすいということです。ですから、日々清潔を心がけ、手洗い・うがいは欠かさないようにしましょう。また、身体の抵抗力を挙げるバランスのよい食事をこころがけます。

うっ血など身体の循環機能が影響する病気もありますので、妊娠中から身体を動かしておくことや、マッサージなどで血流をよくしておくことも重要です。出産してからあわてて病気にならないように対策するのではなく、妊娠時からこういったリスクを考えて生活することが大切になります。

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