出産年齢のリミットについて

結婚や出産に対する考え方が多様化している現代。35歳以上が高齢出産と言われていますが、最近では初産の平均年齢が30歳を超えています。30代後半の出産や40台での出産も、決して驚くことではありません。では、実際に出産ができる年齢のリミットは何歳になるんでしょうか?

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そもそも、高齢で産むのが何故難しいと言われているのか?

生理さえきていれば妊娠するんじゃないの?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。その通りではありますが、高齢出産には様々な関門があるのです。まずは、妊娠力。一般的には、妊娠をする可能性は20歳から24歳が最も高く、妊娠までに要する期間も短いと言われています。

それ以降は徐々に可能性が低下していき、30代後半になると20代前半と比較して、妊娠までにかかる時間も3倍前後になると言われています。年齢が高くなれば妊娠する確率が減るため、高齢出産は難しいといわれるのです。

次に、赤ちゃんへのリスク。高齢出産では、流産の危険も2倍以上に高まります。また、赤ちゃんが染色体の異常を持って生まれてくる可能性が高く、無事に出産できたとしても、赤ちゃんに障害がある可能性が高まってしまうのです。

最後に、ママへのリスク。若い頃と比べて、ママの体力も低下しているため、出産においてママの身体に対するリスクも高まります。このように、高齢出産には様々な要因があり、妊娠・出産が難しいといわれているのです。

何歳まで産めるの?という疑問に答えはない。

50歳で妊娠し、無事出産したという人も日本には少なからずいます。ただし、一昨年の厚生省の調査では、50歳代で無事に出産した方の数はたったの8人。これには人工受精も含まれているため、自然妊娠での出産はかなり難しいでしょう。

自然妊娠での最高年齢は、一説には45歳程度が限界と言われています。ただし、見た目年齢の差があったり、体内年齢に差があったりするように、子宮にも実年齢とは異なる「子宮年齢」があると言われています。

子宮年齢が38歳くらいで実年齢が48歳であれば可能性はあるでしょうし、実年齢が43歳でも子宮年齢が48歳であれば、出産の可能性は低くなります。このように、個人の子宮の状態や身体の状態、ホルモンの状態などによって異なるため、何歳まで子どもを産めるのか?といった疑問にはっきりした答えがないのが現状です。

産みたいという気持ちに年齢制限はない。

とはいえ、「無理かもしれないから諦めよう」といった簡単なものではないのが出産。何歳であっても、産みたいものは産みたいですよね。高齢出産は若い頃と比べて精神的・経済的な余裕があることがメリットとして挙げられており、その方の人生の中では遅めに生んだ方が吉となることもあります。年齢はそこそこいってるけど、まだ諦められないという方は、不妊治療などを専門に取り扱っているクリニックに相談に行ってもいいでしょう。

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