出産祝いも渡して赤ちゃんも日々元気に過ごしている様子、その報告をもらえるだけでお返しは十分！と思いますが大人の世界はそういうわけにもいきません。感謝の気持ちとして「内祝い」が相手から渡されます。

もう気持ちだけでありがたい…とは思いつつ「これはちょっともらっても困る」と思うもの、意外とあるんです。お祝いをいただいたことに対しての感謝の気持ちを贈ったはずが、相手を困らせてしまう。

そんなことがないように内祝いは慎重に選びたい物です。そこでもらって困る内祝いの一例をあげてみます。

お父さんとお母さんにとって赤ちゃんの誕生はなにより嬉しく、この喜びを記念に残しておきたい！そんな気持ちから赤ちゃんの名前を入れたギフトを内祝いにされる方もいます。確かにこれは親戚や身内の間でしたら喜ばれると思います。

ですが友人や知人の場合は、ハッキリ言ってよそのお子さんの名前入りのアイテムをもらっても「微妙」な気持ちになりやすいです。親にとっては自慢の子供であっても、他の人から見れば「よそのお子様」なんです。

出来れば名前入りのアイテムは避けた方がいいでしょう。

これも身内がもらうと嬉しいですが、それ以外の人は飾っておくわけにもいかないし…かといって捨てるわけにもいかないので、もらった後にどうするか非常に困ってしまいます。お家に招いた時にアルバムとして見せる程度ならいいですが、欲しいとも言われていないのに一方的に写真を送りつけるのはやめましょう。

お菓子や食べ物は喜ばれやすいものではありますが、あまりにも賞味期限が短いものは突然もらっても困ります。どうしても渡したい場合は、あらかじめ渡すことを伝えておくなど配慮が必要です。でも基本的には期限に余裕のある食べ物を選ぶようにしましょう。

香りの強い石鹸やボディクリームなどは自分にとってはいい香りかもしれませんが、相手によっては強すぎる香りだったり苦手だと思う方もいます。香りには好みもありますので、そういったアイテムは内祝いには 選ばない方が無難です。

「お祝いをいただいたからお返しに感謝の気持ちを精一杯伝えよう」と珍しいものや変わった贈り物を選んでしまうこともあります。でも大切なのは、お祝いをしてくださったことに対しての感謝の気持ちです。

それさえあれば品物はシンプルなものでもいいんです。こだわりは適度にしておきましょう。