赤ちゃんが生まれてお父さんとお母さんから一番最初にプレゼントされるのは「名前」です。赤ちゃんにとっては その名前でこれからの一生を送り続けるわけですから、プレゼントを贈るお父さんとお母さんの責任は重大です。赤ちゃんが大きくなった時に「どうしてこの名前をつけたの？」と聞かれても困らないよう、一生懸命考えてつけてあげましょう。

昔、女の子の名前は「○子」といったように子がつく名前が多かったですが、最近は子がついた名前の人の方が少なくなりました。それも時代の流れなんでしょう、近頃の名前は可愛らしい響きのものやかっこいい字面のものといったように名前に「オシャレさ」が感じられるものが多くなっています。

名付けは自由ですので他人がとやかく言うことではありませんが、オシャレというものは服やアクセサリーと一緒で流行り廃れがあるものです。今はその名前がオシャレに感じられても何年も経つとそうではなくなる、ということもじゅうぶん考えられます。

ですが意味をしっかりと考えた上で決めた名前ならば、流行りも関係ありません。その名前で一生その子は生きていくんだ、ということを常に一番に考えることが大切です。

それぞれにこういう名前にしたい、という考えもあるでしょう。とくにお母さんからしてみれば「自分が産むんだから私の希望を優先して」という気持ちになるかもしれませんが、子供は１人で作れるわけではありません。夫婦でよく話し合ってより良い名前を２人で決めていきましょう。赤ちゃんにとっては２人が一生懸命考えてくれた名前であることが嬉しいはずです。

他の子にはないオリジナルな名前を！と思う親の気持ちとは裏腹に、変わった名前の子は「読まれにくい」「変わってて恥ずかしい」「シンプルな名前が良かった」などの意見がよく聞かれます。もし自分たちで判断しづらい時はまわりの人に意見を求めてみましょう。

最終的に名字と名前を並べてみておかしくないかチェックしてみましょう。名前単体だとすごくいいのに名字と並べるとなんだか名前が浮いてしまっている、ということもあります。他にも姓名判断は判断材料になります。

本によっては違いもあるので、複数の本を参考にしましょう。あとはお父さんとお母さんが納得できる名前であるならば、それが赤ちゃんにとっての一番いい名前です。愛をこめてプレゼントしてあげてくださいね。