出産祝いを頂いた感謝の気持ちの内祝いですが、今後の職場の人間関係を良好にしていく為にもマナーを守ってきちんとした印象を残しておきたいところです。是非、今回の記事を参考にして下さいね。
会社や職場へのお返し
出産祝いを頂いた感謝の気持ちの内祝いですが、今後の職場の人間関係を良好にしていく為にもマナーを守ってきちんとした印象を残しておきたいところです。是非、今回の記事を参考にして下さいね。
職場の同僚へのお返しの金額相場
出産祝いのお返しの金額相場はもらった金額の半額~3分の1とされています。ただし、職場関係へのお返しであれば相手の立場や関係によってある程度金額を変える必要があるので注意が必要です。例えば上司や目上の方へのお返しであれば3分の1程度と少なめに、部下や後輩であれば半返しで多めにするといった具合です。
上司や先輩からの出産祝いの金額相場は5,000円~10,000円程度とされていますので、お返しはきっちり半返しにするよりも2,000円~3,500円程度にして、相手に少し甘えるくらいの方が目下の立場として慎ましい印象です。
反対に部下や後輩へのお返しが3分の1程度では、ケチだと思われたり、がっかりされてしまったりするかもしれません。ここはしっかりと半返しにして目上の立場の人間らしいところを見せておいた方がいいでしょう。
連名で頂いた場合のお返しは?
職場からの出産祝いであれば、部署や同僚のグループから連名で頂く場合もあるかと思います。連名で出産祝いを頂いた場合も、お返しの金額はやはり半額~3分の1が相場になります。頂いたお祝いの金額を連名の人数で割れば一人当たりの負担した金額がわかりますので、その半額程度を目安にして品物を用意するといいでしょう。
連名での出産祝いであっても一人一人個別にお返しをした方が丁寧ですが、人数が多く、一人当たりのお返しが数百円程度になってしまう場合はまとめてお返しした方が相手に気を遣わせることもなく自然です。
休憩中に皆さんが気軽に楽しめるような、個別に包装されたお菓子やコーヒー、紅茶の詰め合わせなどがおすすめです。出産で帰省していた場合は地元名産のお菓子などもいいですね。皆さんに行きわたるように、数量が十分あるものを選ぶようにしてくださいね。
お返しを渡す時期は?
通常、出産祝いは生後1週間~1か月くらいに贈られるものです。対して出産祝いのお返しは生後1か月のお宮参りの時期~遅くても2か月以内に贈るのが一般的なマナーとされています。これは職場からの出産祝いのお返しであっても同様ですので覚えておきましょう。
もし育児休暇でしばらく職場を離れる場合でも、職場復帰後にお返しの品物を持って行くのはマナー違反となりますので気を付けましょう。出産後1か月~遅くとも2か月までには職場に直接品物を持って行き、ご挨拶がてらお渡しするのがいいでしょう。
職場に直接伺う時も事前に連絡をして、相手の都合の良い日時にお伺いするのがマナーです。
上司に渡す場合は郵送?手渡し?
上司から出産祝いを頂いた場合、お返しの品物を職場で手渡しするのと後日郵送するのではどちらが良いのでしょうか。毎日顔を合わせる相手ですので職場で直接お礼を言って手渡しする方が丁寧なのは間違いないでしょう。しかし、手渡しの際には様々な配慮が必要です。
例えば
などが挙げられます。
このようなことからも、最近はまずお礼を口頭で伝えて、後日お礼状とともに品物を郵送するというケースが一般的になってきています。職場環境や相手との普段の関係などに応じてふさわしい渡し方を選ぶと良いでしょう。
上司へ出産内祝い お勧め品は?
上司へ内祝いを贈るにあたっての一番の悩みどころはやはり品物選びではないでしょうか。相手の好みを知っていれば候補が絞りやすいのですが、日用品や雑貨となるとやはり難易度は上がります。ここは食品類などの消えものの方が失敗は少ないでしょう。
おすすめはまず、少し高級で特別感のあるお酒やお菓子です。お酒好きの上司であれば特別感のある高級なお酒は喜んでもらえますし、お子様のいる上司であれば家族で一緒に楽しんでもらえます。高級な缶詰やレトルト食品なども普段自分用に買う人はそれほど多くないかと思いますので、特別な食事をお届けできるのではないでしょうか。
食品系のカタログギフトもおすすめです。カタログギフトには商品を選ぶ楽しみがあるのはもちろんですが、最近では自宅にコース料理を届けてくれるものや、実際にレストランで食事できるものなど種類も豊富です。色々見比べてみるのも面白いかもしれませんね。
職場への内祝いで気を付けること
職場の方へ贈る出産内祝いではどんなことに気を付けたら良いでしょうか。たくさんの人が働く職場には、色々な考えを持つ人たちがいます。冠婚葬祭のマナーに厳しく目を光らせる方、ほんの少しの見落としで「非常識な人」だと思ってしまう方もいないとは言い切れません。同じ職場で毎日顔を合わせる相手だけに、つまらない失敗で評価を下げるのは避けたいところですよね。
出産内祝いには相場、贈る時期、品物選び、のしや挨拶状など様々なマナーがあって大変ですが覚えておいて決して損はありません。今一度確認しておきましょう。手渡しで品物を渡す機会が多い職場への出産内祝いでやってしまいがちな失敗は、渡すときに「お返しです」と言ってしまう事。
口頭で伝えるお礼でつい言ってしまう方が多いようですが、お返しという言葉には「貰ったから仕方なく返す」という意味が含まれていますので内祝いではNGです。お菓子の詰め合わせなどを部署の皆さんに配る際には特に気を付けてくださいね。
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