出産内祝いの贈り物に心を添えるメッセージですが、相手に失礼にならない為にはいくつか押さえておくべきポイントがあります。感謝の気持ちを相手に伝えるためにも、しっかり覚えておきましょう。
出産内祝いに添えるメッセージ
出産内祝いの贈り物に心を添えるメッセージですが、相手に失礼にならない為にはいくつか押さえておくべきポイントがあります。感謝の気持ちを相手に伝えるためにも、しっかり覚えておきましょう。
メッセージの書き方
出産祝いのお返しに添えるメッセージやお礼状は以下のポイントを押さえて書くと上手にまとまります。
注意点としては、まず「お返し」という言葉を避けることです。内祝いにはお祝いをしてもらったお礼とお返しの意味合いが含まれていますが、「お返し」という言葉はもらったから返すという義務的な印象を与えてしまいますので気を付けましょう。
また、中には事情があって赤ちゃんを授かることができない方、子供がいないという方もいらっしゃいます。喜びの気持ちは控えめにして、あくまでお祝いを頂いた感謝の気持ちを伝えるように心がけるといった配慮も必要です。
メールやラインでのメッセージ
最近ではどんなことでもメールやラインで伝える習慣が広まってきて、手紙を書いたり電話で話をしたりする機会が少なくなっています。出産祝いのお礼のメッセージもメールやラインなどで済ませてしまおうと考える人もいるかもしれませんね。
身内や仲の良い友人であれば、出産祝いを受け取ったら取り急ぎメールやラインでお祝いが届いた旨を報告するのは良いと思いますが、どんなに親しい間柄であっても、やはり内祝いの品物にはメッセージカードやお礼状を添えるべきでしょう。
内祝いの品物にメッセージがついていないことや、メールやラインで感謝の気持ちを伝えること自体がマナー違反だと感じる人、手書きのメッセージの方が心がこもっていると感じる人はたくさんいます。
マナーの在り方自体が変わりつつある現代ですが、失礼に感じる人がいる以上は一般的なマナーを守ったお返しをするべきでしょう。
目上の方へのメッセージ
会社の上司や目上の親戚の方へは便箋に縦書きで書いたお礼状を送ると、より丁寧できちんとした印象を与えられます。基本的な内容は通常のメッセージと変わりませんが、
なども書き記しておくと良いでしょう。お礼状は白い便箋に黒または紺のインクを使って縦書きで書き、白の無地の封筒を使用します。目上の方へのお礼状の場合は横書きの便箋はマナー違反となりますので気を付けてください。
封筒はセロテープなどを使わずに糊で封をし、「〆」「封」などの封字を書きます。差出人は夫婦連名にしましょう。一枚一枚手書きでお礼状を書くのは大変ですが、感謝の気持ちが相手に一層伝わるのではないでしょうか。
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