身近な友人も、出産となればこぞって里帰りしているイメージがあるかもしれません。確かに、両親が近くにいれば安心ですが、逆にかなりのストレスが溜まるという意見も聞いたことがあるし…。何か面倒だしなあ…。そんなあなたへ、里帰り出産をするべきかどうか?の判断材料になりそうな、メリットとデメリットについてお話していきます。
里帰り出産は正解?
身近な友人も、出産となればこぞって里帰りしているイメージがあるかもしれません。確かに、両親が近くにいれば安心ですが、逆にかなりのストレスが溜まるという意見も聞いたことがあるし…。何か面倒だしなあ…。そんなあなたへ、里帰り出産をするべきかどうか?の判断材料になりそうな、メリットとデメリットについてお話していきます。
手続きがめんどくさそう
妊娠~里帰りまでは現住所付近の病院で検診を継続して受けて構いませんが、里帰り出産を行うのであれば、妊娠がわかってすぐに里帰り先の病院も押さえておく必要があります。 転院するときは、それまでの経緯や健康状態などを引き継いでもらうため、現住所付近の病院の先生に紹介状を書いてもらうと安心です。
また、妊娠に関わる助成金に関しても、やや複雑になります。現住所の管轄内の病院であれば負担して貰えるけれど、里帰りしてからの分は出ない場合や、後で申請したら貰える場合など。出産一時金に関しては、里帰りをしてももらえなくなってしまうことはありませんが、念のため自治体に申請方法に変わりがあるのか、確認しておくことをお勧めします。出生届は、そのまま里帰り先で出して問題ありません。
健康保険などの手続きは一般的な手続きで問題ありませんが、母子手帳が必要になります。ママが母子手帳を持っていて、パパが健康保険の手続きを行う場合は、その受け渡しが少し厄介です。ただ、全体的には思ったほど大変な手続きはありません。病院を早めに予約すること、助成金の申請について事前に確認しておくことさえきっちりしていれば、後は何とでもなりそうです。
ストレス・運動不足…生活スタイルの変化がもたらすデメリット
出産前は色々と協力してくれてありがたい存在。とはいえ、ずいぶん前に実家を出て暮らしている方にとってまず問題になるのは、生活習慣や環境の違い。朝早く起きてくるのでゆっくり眠れない、自分の部屋がなくてリラックスできない…様々な問題でストレスを抱える方も多いようです。
また、両親が心配のあまり家事を全くさせない、食事をやたらと勧めてくる…といったことから、里帰り後一気に太ってしまった、というケースも非常に多いようです。出産後特に多いのは、両親の過干渉。孫かわいさにあれやこれやと口を出し、育児の手伝いどころか自分の両親に気疲れ…なんてことも。
出産・育児は大変なことなので、極力精神的な疲れから心を守るべき。自分がストレスを感じることはきっちり伝えましょう。朝は何時までは起こさないで、と伝えておくことや、一人になりたい時にあらかじめ話しておく、育児に関しても役割ごとに分担制にしてしまうといったことで、ひとつひとつ解決していきましょう。また、甘えすぎには注意。体重はこまめに計り、太りすぎ?と思ったら家事を積極的にして身体を動かしましょう。
でもやっぱり帰ってきてよかった!里帰り出産のメリット
とはいえ、やっぱり「里帰り出産してよかった」という声が非常に多いのも事実です。里帰りしてなかったら、どうやって出産/育児をしていたのかさっぱり想像できない、という方も。両親は出産・育児の大先輩。
「こういう時どうすれば」を聞ける人が身近にいる安心感はとても大きいものです。また、妊娠中は身体に大きな変化が。突然の身体のトラブルに身動きが取れなくなった時も、いつでもすぐに支えてくれる人がいるのは本当に助かります。
今日は身体がしんどいし、ご飯作れないな~という日でも、妊娠中にコンビ二弁当するわけには…一人で家事をしているとそんなことも起こりますが、実家にいれば野菜たっぷりの美味しい食事が勝手に出てくる!こんなにありがたいことはありません。そして何より、両親の喜びに満ち溢れた顔。
生まれたての孫の顔を見せてあげられる、こんな親孝行はなかなかないですよね。様々な利点があり、同時に心配点もある里帰り出産ですが、総じて「里帰りして正解!」という声が多いのは事実です。 身近に里帰り出産をした/していない友人がいれば、その方々に意見を請うのもいいかもしれませんね。
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