出産祝いを頂いた感謝の気持ちを伝える出産内祝い。出産後はあわただしく、ついおろそかにしてしまいがですので、今回の記事を参考にしてしっかりと準備できるようにしておきましょう。
「贈る時期」に関するマナー
出産祝いを頂いた感謝の気持ちを伝える出産内祝い。出産後はあわただしく、ついおろそかにしてしまいがですので、今回の記事を参考にしてしっかりと準備できるようにしておきましょう。
出産祝いのお返しを贈る時期は?
出産祝いを頂いたら、お返しの内祝いの品物は赤ちゃんの生後30日前後のお宮参りの時期に贈るのが一般的です。早くても2、3週間後、遅くとも2か月以内に贈るのがマナーとされています。出産祝いは産後1週間~1か月位の間に頂くことが多いのですが、相手が出産を知ったのが遅かったなどの事情で後からお祝いを頂く場合もあるでしょう。
このような場合はお祝いを頂いてから1か月くらいまでを目安に、遅くとも2か月以内に内祝いを贈るようにしましょう。また、11月、12月はじめの出産であれば、可能であれば年内に内祝いを贈ることをおすすめします。
年末年始をはさんでしまうと、たとえ2か月以内であっても随分前のことのように感じられてしまうものです。
お返しが遅れた・弔辞と重なった
産後に体調が優れず入院が長引いてしまったなど、事情があってお返しを贈るのが遅くなってしまう事もあるかもしれません。もし目安の期間から遅れてしまった場合は、メッセージに一言お詫びの言葉を添えておきましょう。
相手も出産後間もない時期という事情を分かってくれているはずですのであまり心配する必要はありませんが、一言お詫びの言葉を添えておくだけで印象が大分変わるものです。
もし相手の方の弔辞が重なってしまった場合は、弔辞を優先するのがマナーです。出産内祝いは四十九日の忌明け後に改めて贈るようにしましょう。品物に添えるメッセージの内容も出産の喜びは控えて、あくまでもお世話になった感謝の気持ちを中心にお伝えするように配慮しましょう。
内祝いの準備はいつから始める?
出産後1か月は色々な事が重なり、何かとバタバタしますので時間はあっという間に過ぎてしまいます。出産祝いを頂いてから慌ててしまわないように、出産前の時間にゆとりがある時期から内祝いの準備を始めておくと安心です。
誰からお祝いを頂くかを正確に予想するのは難しいですが、品物の種類や価格などを下調べしてある程度目星を付けておく、すぐにお礼状を送れるようにお世話になっている人の住所や連絡先のリストを作っておくなどしておくと、出産後スムーズに内祝いの手配をすることができます。
内祝いの品物は頂いたお祝いの金額によっても変わるものですので、相手の好みや家族構成などを踏まえると、どんなものがふさわしいか品物選びに悩んでしまいがちです。贈った相手に喜んでもらえる内祝いにするためにも、時間に余裕を持った準備を心がけましょう。
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