トイレトレーニングについて

何でもイヤイヤ、自我も芽生え始めた子供に断乳の次にやってくる関門、トイレトレーニング。うまくいかないとずるずる長引くらしい…という不安をお持ちの方も多いようですよね。そんなママやパパのために、トレーニングに最適な時期や適切な方法、必要な準備などの情報を記載しました。

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皆いつから始めてる?トイレトレーニングに最適な時期

古い時代の方々は、「早ければ早いほどいい」という感覚を持っていることが多い、トイレトレーニング。2歳を超えたあたりから「そろそろじゃない?」なんて言われて、プレッシャーを感じている方も多いかもしれませんね。

でも、最近では子育てへの考え方も多様化してきています。どっしり構えていれば、いつかはきっと覚えてくれるはず。じゃあ、具体的にはいつ頃から始めるべきでしょうか?目安としては、だいたいの方が2歳半~3歳頃に開始することが多いようです。

ただし、非常に個人差が大きく、1歳半までにはもうばっちりだったという子どももいれば、4歳を過ぎるまでかかったという方も。およその目安としては、おしっこの間隔が2時間おき程度まで開いてきたら、準備を始めることですが、ママやパパが「よし、やろう!」と思ったタイミングで構わないでしょう。

トレーニングを始める前に、やっておくといい事前準備

いよいよトイレトレーニングだ!とはいえ、いきなりうまくいく人はなかなかいません。下準備としてトイレへの抵抗感をなくすようにしていきましょう。まずはトイレグッズ。身体の小さな赤ちゃんは、大きなトイレによじ登るのは危険。小さなステップと、便器の幅を狭める補助便座がついたものは重宝します。

前もって購入しておきましょう。おまるでトレーニングをする場合は、毎回可愛い音がなるおまるは子供も大喜びです。ほかには、子供が進んで入りたがるトイレ環境を作っておくことです。好きなアニメキャラクターのグッズを沢山置くと、トイレへの誘導がスムーズにできます。

また、部屋の中も、万が一おもらししてしまっても、「洗えばいいや」「拭けばいいや」と思える環境に整えておきましょう。高級絨毯を汚されてママやパパが激怒していては、子供が不必要に恐怖感を抱く結果になってしまいます。

トイレトレーニングがスムーズにいくコツとは?

まず大切なのは、褒めるけれど叱らないということ。うまくいったときは、「すごいね!ちゃんとできね!」「もう大人だね!」と、子供の自尊心をくすぐる 褒め言葉で盛大に褒めてあげましょう。トイレに「ご褒美シール」を用意して、ちゃんとできたら好きなシールを貼らせる、というのも効果的です。

また、寒い時期は便座が冷たく嫌がりがちなので、温かい時期に始めるのがいいという話もあります。とにかく、トイレにまつわる嫌なイメージを持たせないようにしましょう。最初は、おきがけの寝ぼけている時間にトイレに連れて行き、便座に座らせるだけでもOK。

トイレを「毎日行く場所」にしましょう。また、綿のパンツを履かせたり、トレーニングパンツに布を入れる等の工夫をして、「おしっこをトイレでしないと気持ち悪い」という感覚を身体で覚えさせるようにしましょう。大切なのは子供側だけでなく、ご両親の考え方。ものすごく覚えがよければ1週間ということもありますが、半年、1年、長ければ2年かかる子供も珍しくありません。

なかなか覚えてくれない、おねしょやおもらしをするということがあっても、気長に一緒にがんばりましょう。なかなかうまくいかないと、時には不安を抱えたりイライラしてしまうこともあるかもしれませんが、早くおむつを卒業できることが優れているわけではありません。

要領よくできるタイプなのか、のんびり・ゆっくり成長するタイプなのかという個性の差です。せっかくのトレーニングですから、さっさと覚えてもらわないと!と焦るのではなく、ひとつひとつの学習からお子さんの特徴を理解して、個性を伸ばす教育ができるといいですね。

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