無事に赤ちゃんが生まれたら、まず最初の手続きとしてやっておかないといけないのが「出生届」。その赤ちゃんが、日本社会で人間として認知される手続きですので、とても大切な届出になります。けして難しい手続きではありませんが、間違えるわけにもいきません。どのように届け出る必要があるのか、予習をしておくと安心ですね。
出生届を出す際に注意すること
無事に赤ちゃんが生まれたら、まず最初の手続きとしてやっておかないといけないのが「出生届」。その赤ちゃんが、日本社会で人間として認知される手続きですので、とても大切な届出になります。けして難しい手続きではありませんが、間違えるわけにもいきません。どのように届け出る必要があるのか、予習をしておくと安心ですね。
いつ出すのか
赤ちゃんが生まれたその日に出すの?と思われている方もいらっしゃいますが、出生日から数えて14日以内に提出すればOK。ということは、それまでに生涯名乗る赤ちゃんの名前を考えておく必要があります。万が一それまでに名前が決められなかった場合でも、赤ちゃんが「名無し」のまま生きていかなくなるかと言えばそうではありません。
後から名前を届け出ることもできるにはできますが、その場合更に手続きが複雑になりますので、可能な限り出生届の提出時には名前が決まっていることが望ましいでしょう。提出自体は、基本的に24時間365日窓口が開いているので、いつでも可能です。また、届出を出した日が誕生日になってしまうわけではありませんので、「何日に合わせて行く」といったことをしても、意味はありません。
どこにあって、どこに、誰が出すの?
出生届けを出す場所はいくつかあります。まずは、現住所の役所。赤ちゃんのママかパパの住んでいる地域の市区町村の役所に出すケースです。また、赤ちゃんのママかパパの本籍地の役所でも構いません。里帰り出産や現住所と異なる地域で出産する場合は、赤ちゃんが生まれた場所にある役所に提出でもOKです。
基本的に、里帰り出産の場合は、里帰り先で提出するほうが便利だと思ったほうがよいでしょう。届出用紙は各役所に置いてありますが、病院に設置してあるケース、WEBでダウンロードができるケースもあります。提出者はママかパパのどちらかになります。
必要なものは
母子手帳と印鑑が必要になります。また、出生届と出生証明書も必要になりますが、これは出産した病院からの署名が必要となりますので、入院するときに既に用意をしておき、出産したらすぐに 署名してもらえるようにしておくと後々楽です。
出生届自体に健康保険証は必要ありませんが、念のため一緒に持参することをお勧めします。ママだけが里帰り出産で、パパに手続きに行ってもらう場合は、母子手帳を郵送して送らないといけなくなりますが、出生届を提出する期限が短い上に、ママも出産直後から頻繁に母子手帳を使用するため、どのように受け渡しするのか事前に相談しておくべきでしょう。
出生届は意外と難しいものではありません。それでも不安がある場合は、あらかじめ該当する役所や病院の方に相談しておきましょう。また、役所によっては出産のお祝い品が貰えたりと嬉しい側面もあります。事前の準備で安心して提出できるといいですね。
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