赤ちゃんの夜泣きについて

出産で体力を使い果たした!これからはゆっくり休息を・・・と思っていたのに、夜な夜な泣きじゃくるわが子にどんより。何で泣くの?どうすれば泣き止むの?いつまで続くの?そんな悲痛な叫びを新米ママが叫んでいます。ママを悩ませる夜泣きについて、本日は解説していきます。

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原因は何?

夜泣きは、言い換えれば「原因がないのに泣くこと。」 そうなんです。原因はないんです。 昼間は機嫌がよかったのに・・・今日はお昼寝しなかったのに・・・はい。 それでも泣くのが夜泣きなんです。よく泣く子と泣かない子がいると言われていますが、 実に8割のママが夜泣きに悩んでいると回答。

では、あまり泣かない子は何故泣かないのか? これも実は、明確にはわかっていないのです。対策しようがない!と思われるかもしれませんが、その赤ちゃんの睡眠パターンによって、ある程度は推測することができます。

当日何が起こって、何時に寝て何時に起きたのか。たとえば来客や外出があった日は夜泣きをしがち、夕方にお昼寝をしたら夜泣きをする、どんな日でもだいたい21:00~23:00は絶対に起きない、など。

そうすることによってある程度「これがあった日は夜泣きするな」というパターンが見えてきます。そのパターンに沿って対策をしていくことで、夜泣きの回数は減らすことができます。

いつまで続くの?

おおよその赤ちゃんは、1年半我慢すれば夜泣きはなくなると言われています。ただし、1ヶ月で終わる子もいれば、長くて5歳まで続く子もいると言われており、個人差があるのが本当のところ。1日でも早く夜泣きから卒業して欲しい・・・そんな思いをお持ちの方も多いでしょう。

1年半を過ぎても夜泣きが続く場合、生活リズムと手のかけすぎに注意すると、早く治まると言われています。朝は早めに起こし、お昼寝は14時くらいまでに済ませる。夜は添い寝や、おっぱいをあげるといった「寝かしつけ」から少しずつ卒業させてゆき、自力で眠れるようにすることや、周囲の環境も静かに暗くして整えることなどが言われています。

産まれた頃は、数時間おきに母乳を与える必要がありますが、それが「お腹が空いたから」ではなく「寝るための条件」として認識されたまま成長してしまうと、お腹が空いていなくても「いつも寝る時に貰っているおっぱいがないと眠らない!」となり、毎回目が覚める度に夜泣きをすることになってしまいます。離乳食を口にしたあたりから、夜泣きを押さえる手段として母乳を与える、という発想を少し変えていかないと、夜泣きが長引いてしまう可能性があります。

なきやませる方法は

これも、「確実に泣き止む!」という方法はありません。ただし、色々やっていくうちに「うちの子にはこれが有効」という手段が見えてくることも多々あります。王道なのは母乳をあげること。他にも、オルゴールなど静かな音楽を聴かせるといいという家庭もあれば、逆にあるTV番組ではヘビメタを流すと赤ちゃんが泣き止むという説も放送していました。

マッサージが好きな赤ちゃんにはベビーマッサージを施したり、抱っこをしたり、外に一度出してみるなど。不快に感じる要素がありそうなものはすべて取り除き、いろいろ試してみましょう。いつか終わると知っていてもつらいのが夜泣き。

パパや両親に協力を得て、週に1度は夜泣きを気にせず家事も放り出してお昼寝をする機会を作ってもらいましょう。また、本当にどうしようもない時は、小児科の先生に相談してみましょう。夜泣きが続くと精神的に本当に参ってきますが、多くのママが通っている道。育児の先輩やママ友にも相談してみて、ひとりで抱えないようにしてくださいね。

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