赤ちゃんの主な感染症

頻繁に熱を出す赤ちゃん。抵抗力も弱く、病気にかかりやすい0歳~1歳半くらいまでは、あれこれ心配がつきものですね。この時期は感染症にもかかりやすいと言われており、様々な感染症に注意する必要があります。

この時期特にかかりやすい感染症と、その症状、予防策についてまとめてあります。できるだけ感染症にかからないように対策をとり、それでも怪しいと思ったら、迷わずお医者さんにみてもらいましょう。

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赤ちゃんがかかりやすい感染症

産まれて初めての高熱は、ヘルペスウイルスがもたらす突発性発疹が多いようです。また、1歳半までは細菌への耐性が弱いため、おなかを壊しやすく、胃腸炎にもなりやすいのが特徴。同じく抵抗力の弱さから、風邪やインフルエンザにもとりわけかかりやすいと言われています。

また、乳児は特にヒブウイルスに感染しやすいと言われています。このウイルスは、中耳炎、肺炎、髄膜炎などを引き起こすウイルスです。他にも、はしか・手足口病・水疱瘡・おたふくかぜ等、子供の頃にワクチンを打った記憶があったり、よく聞く名前の感染症も、1歳半頃までは特にかかりやすいと言われています。

こんな症状には注意!感染症の代表的な症状とは

基本的にはいつもと違う症状が出たら要注意です。特に、突然38度を超える熱が出た場合は、迷わず病院へ行きましょう。突発性発疹などは、熱のわりにはわりと元気なので気づきにくいものですが、熱が下がると同時に小さな赤い発疹が出て気が付く場合もあります。

他にも、嘔吐・下痢・発熱などの症状が出た場合は、大人と同様どこかに異常がある証拠。息遣いがゼーゼーと苦しそうな場合や、機嫌が悪い状態が長く続く場合、食欲がない場合、せき、くしゃみなどの症状が出てきたら、お医者さんに見て貰いましょう。

感染症を予防するために

感染症にはワクチンが有効です。特に、最初の1年はとりわけ多くのワクチンを接種する必要があります。なかなか大変ではありますが、かかってからでは遅いので、早めにワクチン接種計画を立て、計画通りに受けに行きましょう。

他にも、できるだけ人混みを避けることも大切です。特に、周囲の大人も感染症や風邪にかかっている可能性の高い冬場は、極力人混みに赤ちゃんを連れていかないように、工夫をしましょう。大人と違って感染症にかかりやすく、些細な病でも重篤な症状を引き起こしやすい赤ちゃん。

異常を見つけたらお医者さんに相談しましょう。また、ママやパパがうつしてしまっては元も子もありません。ママやパパも疲れをためずに健康的な生活を送り、赤ちゃんに病気をうつさないようにこころがけましょう。

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