無事にここまで大きくなったなあ…という実感も大きい、子どもへのお祝いごと。こうした行事を通じて、子どもは社会からもひとりの人間として認められるようになります。赤ちゃんが生まれたその歳には様々なお祝いがあったものの、その後暫くは目立ったイベントごともないため、思わず張り切ってしまう方も多いのでは?子どものお祝い事はどのようなものがあるのでしょうか。確認していきましょう。
子供の祝い事
社会への第一歩!子どものためのお祝い事を知ろう
無事にここまで大きくなったなあ…という実感も大きい、子どもへのお祝いごと。こうした行事を通じて、子どもは社会からもひとりの人間として認められるようになります。赤ちゃんが生まれたその歳には様々なお祝いがあったものの、その後暫くは目立ったイベントごともないため、思わず張り切ってしまう方も多いのでは?子どものお祝い事はどのようなものがあるのでしょうか。確認していきましょう。
七五三や十三参りは子どものお祝いの一大イベント
幼稚園~小学校のお祝い事として一番最初に思い浮かぶことは、七五三ではないでしょうか?人生でたった3回、子どもの頃にしか行われない、子どものためのお祝い事として欠かせない行事です。七五三の歴史は江戸時代にまでさかのぼり、当時は3歳のお祝いと5歳のお祝い、7歳のお祝いは別々の行事だったようですが、歴史とともにひとつの行事として看做されるようになりました。
場所によっては三歳のみ行い、五歳や七歳を省いてしまうところや、結婚式同様ホテルなどの会場で豪華に執り行うなど、地域によって特色が様々な行事でもあります。当初は子どもが安全に成長することを祈願していた他、神様への報告、地域コミュニティの正式な参加を促すといった側面もあり、重要な行事とされていました。
また、十三参りも是非参加しておきたい子どもの行事のひとつ。もともとは京都発祥なため、近畿圏での知名度が高いものの、徐々に全国に広まってきました。大人の寸法の着物を着ることや、お守りを貰う際に両親へ感謝の言葉を伝えるなどの項目もあり、健全な大人として成長するための通過儀礼としての意味合いも大きいようですね。
入園、入学も大切なお祝い事のひとつ
初めての幼稚園や初めての小学校など、入園・入学祝いで親離れの一歩を踏み出すこともあり、ご両親にとっては感慨深いものとなるでしょう。入園・入学式は子どもの社会参加への第一歩です。共に伴走する大人たちは、正しいマナーで見届けてあげましょう。また、親しくしている方のお子さんが入園・入学する場合には、是非お祝いをしてあげましょう。
子どもも少しずつ物心がつくようになっているので、ご両親へのお祝いだけでなく、子どもの新生活に役立つものや、子どもが喜ぶものも視野に入れて選ぶ楽しさもあります。もちろん、お祝いを頂いた場合は感謝の気持ちを伝えましょう。気にかけて下さる方へ、定期的に子どもの成長を報告する習慣もつけておきたいものです。
大人になってからも、思い出になる
赤ちゃんのお祝いでは、ママやパパが準備して行事ごとを行うだけでしたが、この頃になると子どもも意思表示を示すようになります。お祝いの日の一張羅を一緒に選んだり、当日はしゃいだり緊張したりしている姿を見るのも楽しみの一つ。
また、3歳、5歳、7歳、13歳と歳を経るごとに記憶もしっかり定着していくため、大人になってもこれらの行事のことをよく覚えているという人も多いものです。この機会にプロの写真屋さんで家族写真を撮影しても、いい記念になるかもしれませんね。
親子みずいらずで過ごすことの多かった幼児期から、徐々に社会との繋がりが大切になってくる子ども時代へと移行していくことで、子どもの成長を感じられるでしょう。身近な大人がしきたりをきちんと守ることで、将来の子どものお手本となってあげたいものですね。
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