初めての出産。もちろん出産内祝いも初めてだから…でも、誤った贈り方をしてしまうと今後の関係にも影響するかも・・・送る皆様に感謝と喜びを正しく伝えるために、出産内祝いを贈る際に気をつけておきたいマナーをまとめました。
恥をかかないための出産内祝いマナー
初めての出産。もちろん出産内祝いも初めてだから…でも、誤った贈り方をしてしまうと今後の関係にも影響するかも・・・送る皆様に感謝と喜びを正しく伝えるために、出産内祝いを贈る際に気をつけておきたいマナーをまとめました。
「全員一緒でいいや」はNG!金額にも要注意。
「いっぱい贈るから、全員コレで!」という決め方は、マナー違反の始まりです。必ずその人その人に合わせた選び方をしましょう。まず、贈るものの内容。4人家族に高級グラス一つ、なんて選び方はしないですよね。
同様に、食べ物を贈る場合も、ご高齢の夫婦に大量のお菓子を贈ったり、落ち着いたデザインのお家にお住まいの方に超ポップな柄のタオルを贈ったりも考え物。また、「常識知らず」のレッテルは、贈るものの金額によって貼られてしまう可能性があります。
自分がお祝いに送ったものより明らかに高価なものが内祝いで贈られてきた、あるいは贈ったものよりも圧倒的に安いものが贈られてきた、というのは内祝いを受け取った人を不愉快な気分にさせてしまいます。
金額は、頂いたお祝いごとに選び、頂いたものの金額の1/2~1/3のものを選ぶようにしましょう。
手紙かカードは必ず添える!
そもそも、出産内祝いというのは、「お祝いのお返し」ではなく「無事に出産できたことと、赤ちゃんの名前を報せるためにお祝いを頂いていなくても贈る」という風習が起源になっています。現代では、お祝いを頂いていない人に贈るのは逆に失礼にあたりますが、「母子の無事と名前を報せる」ことも内祝いの大きな目的の一つなのです。
手紙なしでモノだけ贈ってしまっては、その目的が果たせません。全員にお手紙を書くのが大変な場合は、関係性に応じて赤ちゃんの名前入りのカード+短いメッセージでも構いませんが、妊娠中大変お世話になった人、ものすごく目上の方などに対しては、お手紙にするほうが好ましいでしょう。
忘れた頃にやってくる…はダメ
内祝いは、お祝いを頂いて即座にお返しするのがマナー。育児で忙しくて…は言い訳になりません。でも、実際に出産直後は体調も思わしくなく、赤ちゃんのお世話もあっててんてこまいな時期。そうなるのがわかっているのだから、内祝いの内容は出産前に決めておきましょう。
いくつかの値段設定や、お祝いをくれそうな方のことを複数人想定しておき、いざ内祝いを返すときになって慌てて選ばないようにします。せっかくの内祝い。赤ちゃんが無事に生まれたことも含めて、受け取って心から喜んでもらえるように贈りましょう。
これからママ・パパとして立派な社会生活を営むためにも、常識やマナーを守り、周囲の人に安心して見守って貰えるように心がけたいものですね。
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