メールやチャットが便利な時代ですが、近しい方の出産のお祝いにはお手紙がお勧めです。また、お祝いの品を贈る場合も、手紙を添えて喜びを伝えましょう。出産のお祝いのお手紙は、通常のお手紙のマナーと異なる部分もあります。ポイントを以下に解説しています。
出産祝いの手紙・メッセージについて
メールやチャットが便利な時代ですが、近しい方の出産のお祝いにはお手紙がお勧めです。また、お祝いの品を贈る場合も、手紙を添えて喜びを伝えましょう。出産のお祝いのお手紙は、通常のお手紙のマナーと異なる部分もあります。ポイントを以下に解説しています。
手紙を送るのは早め。訪問は控えましょう。
出産後のママは非常に疲れています。退院後も、慣れない子育てで疲れが溜りがちなので、訪問は身内の方のみか、先方からご招待があるまでは見送ります。また、電子音で赤ちゃんが目覚めてしまう可能性もありますので、電話をしたりメールやチャットを頻繁にするのも好ましくありません。
その代わりに、手紙はいち早く送りましょう。報せを聞いてすぐに準備し、母子の健康が確認できたら1週間以内に出します。
友人や親戚など近しい方へは、勢いのある元気な手紙が好印象。あまりかしこまらずに。
普段きちんとした手紙を書きなれている方でも、出産祝いは普通のお手紙とは少し違うことを知っておくべきです。理想的なのは、文面から喜びが満ち溢れているような文章。「嬉しくてしょうがない!」という感情を直接的に書き記す方が相手に祝福の気持ちが伝わります。
上司や取引先には、念のため時候の挨拶を
上司や取引先の方など、ビジネス上のお付き合いがある目上の方には、「拝啓」から書き出し、時候の挨拶も添えます。あとは上記で解説した流れと同様ですが、普段通りの丁寧な言葉遣いで書きましょう。
ただし、ビジネスの話など、赤ちゃんに関係しない話題は、ここでは一切書かないようにします。
以下の言葉は絶対に使ってはいけません!出産祝いのNGワード
手紙はもちろん、メールでも、お祝いを伝える際には不吉とされる言葉(忌み言葉)は使用してはいけません。死ぬ/病む/逝く、といった言葉は当然NGです。また、流れる/落ちる/詰まる、といった流産を彷彿とさせる言葉や、短い/弱い/折れる、といった不健康さを思わせる言葉も大変失礼に当たります。
また、四や九といった数字、塩など死を連想させる物についても書いてはいけません。
万が一のことを考慮して、容態に不安がある場合は見送りましょう。
はじめに「早めに送る」と書き記しましたが、ママかお子さんのいずれかに体調の不安が残る時は、安定するまでお手紙は見送りましょう。双方の健康が確認できてから、遅くなったお詫びを添えて手紙を送ります。
もちろん、「容態が心配だったから」という理由は伏せて、「お祝いが遅くなって申し訳ございません」という内容に変更します。
上記のマナーを守りながら、仲のいい友人にはよりフランクな文面にする、可愛い便箋やカードを使うなど工夫して、心をこめてお祝いの手紙を書けば、ママもパパも喜んでくれるに違いありません。
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