人生の大きな転機のひとつである、出産。出産を経て、自分自身も、環境も大きく変わった方は多いのではないでしょうか。ここでは、出産後に抱えがちな悩みについてお話したいと思います。
出産・産後の悩みについて
人生の大きな転機のひとつである、出産。出産を経て、自分自身も、環境も大きく変わった方は多いのではないでしょうか。ここでは、出産後に抱えがちな悩みについてお話したいと思います。
身体の変化
出産後の体型の崩れは誰でも恐怖感を抱くもの。骨盤が開くことで内臓が下がり、お腹がポッコリ出てきたり、ホルモンバランスが変わったことで太りやすく痩せにくくなったなど、身体の変化に悩む方が多いようです。
また、腰への負担が増え、腰痛が起こりやすくなるなどの変化も起こります。産後ガードルを装着する習慣をつけると、開いてしまった骨盤を少しずつ元に戻すことができます。ヨガのような体幹を鍛えるエクササイズもお勧め。適度な運動はストレス解消にもなります。
夫婦生活の変化
産後クライシスという言葉があるように、出産後に夫婦関係がギクシャクすることもよくあります。出産後の体型の崩れを気にしたり、育児で手がいっぱいになったりして、夜の生活が疎かになったり、寝不足で必死のママが、のんびりなパパにイライラを感じるなど、心のずれが生じやすい時期。
ママは溜め込まず、どんなことを手伝ってくれたら助かるのか伝え、パパは自分の楽しみは控え、ママに協力してお互いに歩み寄りましょう。出産後にセックスレスになる夫婦も多いものです。暫くは「それどころじゃない!」かもしれませんが、手をつなぐ、ハグするなどスキンシップを大切にし、お互いを異性としても尊重しあう関係を維持しましょう。
両親との関係
育児の先輩である両親。相談に乗ってくれる存在は心強いものです。しかし、時にはその両親が悩みの種になることも。ひとつは、子育てへの考え方の違い。まるで自分の子どものように口を挟んできて、「アドバイス」ではなく「指示」をしてくる親にはうんざり…というケースも。
また、孫可愛さに近距離に住まう親が頻繁にやってきて、プライベートがない、休む暇がないなどの問題も生じます。特に、義親が近くで暮らしている場合は、嫁姑問題もあいまってストレスになりがち。迷惑だと感じたらきちんと伝えること、精神的にも物理的にも適度な距離を保つようにしましょう。
このように、自分と周囲のことについて様々な環境の変化が起こり、心を悩ませがちです。ただでさえ育児で子どもの心配で胸がいっぱいの時期。悩みに捕らわれていては、楽しく子育てできませんね。
最近はママ友同士をつなぐSNSや、自治体の取り組みも盛んなため、同じ悩みを持つママ同士情報交換したり、時には愚痴を言い合うことでストレスを解消しましょう。また、あまり一人で溜め込まず、人にどんどん協力を得たり、わがままを言うことも大切です。お子さんがすくすく健康に育つためには、ママの心の平穏もとっても大切なんですよ。
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