お産は女性にとって最も大仕事と言ってもいいぐらい大変なもの。家族にとっても一大イベントです。妊娠がわかった頃はつわりや体調の変化に悩まされ、それがおさまってくると今度はお腹が大きくなって動くのもひと苦労といった具合に数ヶ月で体が変わっていくのでとても大変です。

はじめての出産を迎える時は精神的にも不安になりやすく、お産が近づくにつれて気持ちが落ち着かなくなったり…とまわりのフォローが不可欠になってきます。

しかし不安になってじっとしてばかりはいられません。出産の際は色々とやらなければいけないことも多いので、安定期に入って体調が落ち着いてきたら出産に向けての準備を始める必要があります。まず、入院準備は早めに済ませておきましょう。

あれこれ荷物が多いので、臨月までに全部揃えておいてすぐバッグに詰められるようにしておきます。もし自力で持っていけなかったとしても、ひとまとめにしておけばご主人や実家のお母さんなどが持ってきてくれるはずなので余計な心配をしなくて済みます。

妊婦向けの雑誌などを参考に必要な物を揃えていきましょう。書いてあるものを全部揃えると出費がとんでもないことになりますので、本当に必要だと思うものをピックアップしてある程度決めた予算の範囲で購入しましょう。

出産されたお母さんの多くの方が必要だったものの一例を挙げると、ナプキン・紙オムツ・赤ちゃん用の綿棒・ベビー用爪切りです。ナプキンなど用意されていることもありますが、念のため自分で購入しておきましょう。

紙オムツは新生児用のものを１パック購入しておけば安心です。綿棒や爪切りは、赤ちゃんはとても代謝がいいのですぐ耳あかがたまったり爪が伸びるので必要になります。あとは母子手帳も一緒に置いておくとあちこち探さずに済みます。

出産前に不安になることはめずらしいことではなく、むしろ当然と言えます。ひとりの命がお腹のなかにあって、その命をこの世に送り出してあげるということはとても大変なことです。不安をひとりで抱え込まずに自分の母親や先輩ママさん、病院の先生などに気になることはなんでも話すようにしましょう。

不安になるのは仕方ないことだと受け止め、出来るだけ出産のいいイメージをこころがけるようにするだけでも気持ちは楽になってくるはずです。ご主人もきっと支えになってくれるので、協力してくれるようお願いしてみましょう。

出産には体力も必要ですので、安定期以降は無理しない程度に運動して体力づくりに励みましょう。体を動かしていると精神的にもリラックスできるのでおすすめです。良いマタニティライフを送ってください！