出産を応援して下さった方々、出産祝いを下さった方々へ感謝を伝える内祝い。でも、貰って嬉しくないものを贈ってしまったら、勿体無いですよね。

せっかくのお礼の気持ちをしっかりと伝えるためにも、どんな内祝いは喜ばれないのか、世間の評判を見てみましょう。

ちょっとした贈り物に選びやすいインテリア小物。でも、実は処分に困っている人も多いんです。写真立ては、写真をそもそも飾りたくない方も多いもの。また、時計は新築や引越したてでない限り、必要な場所に設置してあります。

これ以上増えてもどこに置けばいいのかわからない、ということもあります。そして、インテリア小物全般に言えることは、趣味に合うかどうか。こだわりを持ってお部屋作りをされているおうちなら、頂き物は部屋の雰囲気から浮くから飾りたくない…という方も多いのです。

インテリア小物を贈る場合は、お送り先のご家庭がどんなお部屋に暮らしていて、どんな趣味をお持ちなのかよく知っている場合に限るほうが無難です。

賛否両論あるタオル。普段自分で買わないから、ちょっといいタオルを頂くと大喜び！という方もいる一方で、貰いすぎてもう要らないよ…という方も多いものです。基本的には無難な贈り物として重宝するものですが、お送り先が最近お祝い事が多い様子であれば、避けたほうがいいかもしれません。

また、贈る時は派手な色のものを避け、どんな趣味の方でも使用できそうなシンプルなものにすること、肌触りにこだわる方も多いため、安すぎるものは選ばないようにしましょう。安価なバスタオルを選択するなら、高価なフェイスタオルの方がお勧めです。

コーヒーや紅茶に砂糖を入れないご家庭の場合、角砂糖の出番は来客時以外ありません。お料理にも普通のお砂糖の方が使いやすいので、頂いても困ってしまう、という方も多いようです。また、ご家族が多い場合はお菓子は歓迎されますが、お一人暮らしやお年を召されたご夫婦だと、大量のお菓子を貰ってもそんなに食べられない…という方もいらっしゃいます。

基本的に食べ物はとても喜ばれる贈り物なので、送り先のライフスタイルに合わせて選択することで失敗は防げます。手間はかかりますが、全員同じ物を贈るのではなく、受け取る方に合わせて贈り物を考えると、貰ったけど困る…という状況は防げます。

内祝いは、感謝の気持ちを伝えるとともに、赤ちゃんの名前を皆さんに知っていただくという意味もあります。名入れの商品を選ぶのもお勧めですが、贈る先の方を想像したメッセージを添える等、心を込めて贈りましょう。