おめでたの報せに気持ちは高揚！と同時に、様々な不安も訪れますよね。その中の一つに、出産前後のマナーについて理解していないかも…というのがあるかもしれません。大丈夫、それは誰でも通る道です。出産に伴うマナーとはどんなものがあるのでしょうか？確認しておきましょう。

お腹に赤ちゃんがいることがわかった時、そして無事に赤ちゃんを出産できた時。喜びと感謝を周囲の人に思いっきり伝えたい気持ちになるかもしれません。そんな時は一旦落ち着いて。妊娠や出産の報告にもマナーがあるのです。

誰に対していつ言うの？どんな手段で報告するのが望ましい？避けておいた方がいい相手はいる？実は、様々な暗黙の了解があるもの。配偶者やご両親にはいち早く伝えるべきですが、それ以外の関係の方には少し考えてから伝えた方が無難です。周囲の人にも快く妊娠や出産を受け入れ、喜んでもらうために大人のルールに沿った報告を行いましょう。

ママは心の不安もさることながら、大きな身体の負担を乗り越えて一生懸命出産に挑みます。できれば、そんなママを遠巻きながら見守り、支える存在になりたいもの。赤ちゃんが生まれた報告をうけて、さぞかし可愛らしい赤ちゃんに一瞬でも早く逢ってみたい気持ちになるかもしれませんが、ここも一息つきましょう。いつ逢いにいってもいいのか、ママの負担にならない時間は？持ち物は？など、マナーを鑑みて逢いに行くべきです。

妊娠・出産時のママやパパの振る舞いが、その後の赤ちゃんを取り巻く環境を左右してしまう可能性もあります。出産時の心と身体、必要なものの準備はぬかりなく行い、不安を払拭して出産に挑みましょう。また、命名や出生届など、赤ちゃんそのものに大きな影響を与える手続きもあります。

やり直しが難しいものでもありますので、命名のポイントや出生届の際の注意は確認しておくと安心です。里帰り出産の際も、親子とはいえお世話になる側。マナーは守って新しくおじいちゃん・おばあちゃんとなる両親ともいい関係を築けるようにしましょう。きっと、その後の育児でも力になってくれるはずです。

妊娠がわかったら、出産したら、喜びと共に立派な親となる責任もしっかり感じなくてはなりません。これらのマナーや準備についてよく心に留めておき、周囲の方々にも暖かく妊娠・出産を見守ってもらえるように努めましょう。